Camellia Style
先日も書いたけれど、うちの原点はここにある⚽️
井田さんの元に居た3年間が俺のサッカーに対する考え方、価値観を変えてくれた。
先日、保護者さんから
「静岡学園の監督さん、加藤さんと同じこと言ってますね」と言われた
そうなんです、DNAなんです⚽️
それがCamellia Styleなんです!
毎年、ジュニアユースは春に静岡学園に遠征に行く
そこで、手取り足取り教えてる姿を見た事ないし、俺もされた事はない
指導者になった俺にも
「肌で感じろ」
というあの空気感
それが、
あのような観ていても、やっていても楽しいサッカーになるんだと確信する
だからこそ、中学年代ではやるこは決まってくる
負けていい試合は無い
ただ、勝ちに急いだら選手の思考回路に限界が生まれ、個として成長できない!
能力の高い選手を集めまくってるチームに、うちは勝てない
でも、うちの選手は高校や大学で活躍出来る!
これからも、この信念でやり続ける!!
今年の春も静岡学園にお世話になる
また初心に戻れる!
スポーツ報知
むしろ書いてくださいとカズさん
「カズを殴った男」井田勝通
09年まで静岡学園の監督を務め、76年度と95年度に決勝へと導いた井田勝通コーチ(77)が強さの秘密を語った。
修(川口監督)が男になったよ。そして俺へ最高の恩返しをしてくれた。指導者冥利に尽きる。今年はDFが一級品で、修はいいチームを作ったね。胴上げは3回。腰が痛いからやめてくれと言ったんだけどね(両校優勝の95年度は胴上げせず)。ガガーリン(宇宙飛行士)になった気分だったな。
つないで、いなして、ワンツーするのがサッカーの原点だと考えている。ボールの扱い方は静学が出場チームで1番。俺らの時にやらなかったセットプレーが今年度の強さの秘密。ただ、MF小山がヒールリフト(かかとでボールを浮かす技術)をするように、もっと遊ばないといけない。監督が真面目、酒もやらない(笑い)。ファンを感動させ、想像以上のことをすることが大事。間違いない。
俺が監督をしていたときは、茶髪やロン毛の選手がいた。俺もベンチでサングラスかけて、ガムかんで批判された(笑い)。でも俺は授業さえ出ていれば、注意しなかった。サッカーは野球と違って360度見ないといけない。自由さ、試合の中で選手が考えるのが一番大事だから。監督が教科書のように教えるサッカーじゃダメ。For You(あなたたちのため)じゃないといけない。野球との大きな違いだな。
カズが初戦(対岡山学芸館)に来たのはハプニングだな。レジェンドがOBにいるのは選手が感動する。試合後、控室に来て「俺は井田さんにぶん殴られた」っていう話を皆の前でした。選手も「カズさんが、まさか」と思う。とんでもないパワーを与えたはず。
俺はブラジルに行ってサッカーを学んだ。当時、ブラジルサッカーをやろうという日本人はいない。「ゾーン」「3バック」「GKが投げる」ということから始めた。周りには「日本人にブラジルのサッカーはできるわけない。ロボットみたいな人間を作るな」と言われたよ。
昔から県外出身者が多いという批判は気にならない。卒業生やサッカースクールを回りながら教えた仲間が「静学はルイ・ヴィトンだ」と言ってくれる。静学でプレーしたいと思えるサッカーをすれば小中学生が憧れる。富士山みたいに見上げられる存在になれればいい。
◆井田 勝通(いだ・まさみち)1942年3月3日、満州国(現中国東北部)生まれ。77歳。静岡県内で育ち、静岡高、慶大を経て静岡銀行へ入行。退行後の72年に静岡学園の監督に就任。76年度に全国選手権初出場で準優勝。95年度に初優勝し、09年に勇退し現在はコーチ。横浜CのFW三浦知良ら多数のJリーガーを育てた。